学校だより 平成28年度 7月

善意の重み


大島南央小学校校長 福田 洋一

 

 雨に濡れた紫陽花がひと際目に鮮やかに映る頃となりました。水泳学習も始まり、天気のよい日は元気な子どもたちの声が屋上のプールから聞こえてきます。

 さて、熊本・大分両県に大きな被害をもたらした大地震の発生から早2ヶ月半が過ぎました。今もなお避難所や仮設住宅で不自由な生活を余儀なくされている被災者の方も大勢いらっしゃいます。1日も早い復興を願わずにはいられません。

大地震が発生した翌週の全校朝会で、「被災した多くの方に、私たちができることはないだろうか。」と子どもたちに投げかけてみました。すると、早速6年生と代表委員会が話し合い、募金活動を行うことになりました。募金箱を作ったり、募金方法を考えたりするなど、子どもたちは意欲的に準備を進めました。朝自習の時間に代表の児童が募金箱をもって各教室を回り、募金を呼びかけたところ、なんと5日間で54,532円の善意が集まりました。

 6月13日の全校朝会で、代表委員から募金活動の報告と協力に対するお礼の言葉がありました。そして最後に、「校長先生、お願いします。」の言葉とともに、子どもたち・保護者の皆様・職員の善意で一杯の募金箱を受け取りました。

 全校朝会での話を受けて募金活動を行おうと決めた6年生と代表委員会、それに応えて募金に協力した多くの子どもたち…。今回の取組を通して、本校の子どもたち一人一人の優しさや思いやりなどの道徳性、そして、行動力や自主性が着実に身に付いていることを感じ、うれしく思いました。
 なお、集まった善意は、日本赤十字社を通じて被災した方に届けられることを申し添えます。

 先週行われた学校公開には、平日の実施にもかかわらず、多くの保護者・地域の皆様にご来校をいただきました。お忙しい中、ご参観いただき、ありがとうございました。教室で行われる通常授業だけでなく、セーフティ教室・交通安全教室・ALTによる外国語活動・大島クリーン作戦等、外部講師を招聘しての授業や地域活動もご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか。ご覧になっての感想等お寄せいただければ幸いです。

更新日:2017年07月24日 15:17:16